「コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦」グランドファイナル

2018年9月22日、東京ゲームショウ2018内の「e-Sports X」ブースにて「コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦(以下CODプロ対抗戦)」のグランドファイナルが開催された。

「CODプロ対抗戦」は2018年4月から9月の期間、PlayStation®4用ソフトウェア『コール オブ デューティ ワールドウォーII』のゲームプロライセンスを所有する6チームが毎月リーグ戦を行い、賞金総額1000万円と日本最強の座を奪い合うe-Sports大会として開催された。
ルールは「ESPORTSモード」を使用し「HARDPOINT」「SEARCH & DESTROY」「CAPTURE THE FLAG」を順々に戦い、3ゲームを先取したチームの勝利となる。



リーグ戦を勝ち抜きグランドファイナルに進出したのは「DetonatioN Gaming(以下DNG)」と「Libalent Vertex(以下Vertex)」の2チーム。
第一回のリーグ4位から始まり、第五回にてグランドファイナル進出を決めるまで緊張の続いたVertex。更には決勝で相対するDNGとの戦績はほぼVertexの敗北という結果であり、非常に厳しい戦いが予想されていた。
グランドファイナル当日はこの勝負を一目見ようと多くの一般客が詰めかけ、多くの立ち見客も出るほどの盛り上がりとなった。

試合直前

大一番の舞台を目の前にしたVertexの面々は…驚くほどにリラックスしていた。



勿論多少の緊張は感じられたが、「自然体」という言葉が当てはまるくらいにはいつもと同じように冗談を交わし、試合直前には応援してくれるファンと交流のために観客席も訪れていた。



チームマネージャーやスタッフは今回のグランドファイナル進出を記念したTシャツを着用。こちらは一般販売も行っており、応援に駆けつけたファンの中にも着ている様子が多数見受けられた。

グランドファイナル、開幕

司会挨拶やスペシャルゲストのAttach選手(FaZe Clan)によるトークが終わると間もなく選手の呼び込みから本編がスタート。
正に王者といった貫禄のDNGと急成長した挑戦者としてVertexがそれぞれ入場。


Vertexのメンバーはそれぞれ登場ポーズを決めていたのだが、これは楽屋にてメンバー全員で相談を重ねて開始直前に定まったファンサービス(?)だった。
選手がセッティングとウォームアップに入ると会場ディスプレイでは今までの戦績と注目選手の紹介が行われ、今回のグランドファイナルがVertexにとっていかに困難な戦いであるかがデータから明示される。

第一ゲーム:HARDPOINT



グランドファイナルは「HARDPOINT」からスタート。
次々現れる拠点を占拠していくことでスコアを稼ぎ、先に250ポイントを先取したほうが勝つルール。こちらはVertexにとっては比較的苦手なモードであり、リーグ戦での勝率は43%となっている。
しかしながらこの日は今までと違い、Inaba URの4連続キルからVertexが一気に流れを掴んでいった。



第一拠点、第二拠点とリードを積み重ねていき予想もしていなかった流れには「もしかしたら…」という希望も見えてくる。
試合中盤から後半では着実に差を縮めてくるDNGにヒヤリとする場面もあったが、勢い止まらず大幅なリードによって第一戦はVertexの勝利で終了した。

第二ゲーム:SEARCH & DESTROY

本戦の見所でもある第二ゲーム「SEARCH & DESTROY」。
こちらは2チームがそれぞれ攻守に分かれ、攻め側は隙を伺って爆弾を設置し爆発するタイムリミットまで堪えるか相手を全員落とせば勝利、守りは攻め側を全員落とすか爆弾を解除で勝利、といった高度な戦略が必要となるルールだ。
開始間もなく、第一ラウンドでは僅か20秒にも満たない流れるようなキルで会場を沸かせたDNG側は2ラウンドを連続先取しVertex側に緊張が走った。



しかし第三ラウンドからはチームプレイでVertexがラウンドを取り返していき、3対6での逆転勝利を成した。
第一、第二ゲームと連続で取ったVertexはここでリーグ優勝へ王手となり、DNGを追い詰める形となった。



続く「CAPTURE THE FLAG」はここで勝負が決まる可能性もあり非常に緊迫した一戦になる。

第三ゲーム:CAPTURE THE FLAG



相手陣地にあるフラッグを奪い自陣に持ち帰れば得点というシンプルなルールではあるが、お互いがフラッグを持っていると得点にならなかったり前半後半と有利陣地と不利陣地が入れ替わったりと非常に奥深く、このリーグ戦で培ってきたチームプレイが試される内容となっている。
開始からしばらくは両者がお互いフラッグを持つ拮抗した状態が続き、先制したのはDNG。
しかしVertexも負けず劣らず、延長のタイミングでsitimentyoooのキルによって旗を奪い返すことで同点に持ち込み前半が終了。



後半は同点からということでお互い気の抜けない状態からのスタートとなったが、カウンターからVertexが後半の1ポイントを先制したところから試合は一気に展開していく。



残り時間も2分を切るところでVertexは続けて1ポイントを追加、更に残り時間も僅かというところで決定打となる1ポイントを取っていく。
陣形を整えるという時間もない中でDNGは個々のプレイから逆転を狙うも時間が足りず、まさかの3ゲーム連続先取でVertexの優勝が決まった。

逆転、そして日本最強へ



リーグ序盤下位のスタートで辛酸を味わい、そこから這い上がって2位でグランドファイナルへ進出、決勝ではリーグ中1度も勝つことができなかったDNGにストレート勝利で優勝とこれほどの逆転劇を予想できた人がいただろうか。
しかしこれは一朝一夕のものではなく、終了後のインタビューでここまでの成長の秘訣を聞かれたE3NCOUNTの「休みをなくすこと」という回答からは間違いなくたゆまぬ努力による成果であるということがわかる。



鬼軍曹とも言われるリーダーのNicochaaaaaaaann、決勝の場で40キルを超えるスーパープレイを果たしたInaba UR、たった半年でチームを引っ張るまで成長したE3NCOUNT、中途加入でありながらキーマンとしてチームを変えたsitimentyoooの4人によるVertex。
今回はドラマティックな逆転劇を果たすことができたがこれからは追われる側となり、恐らく今回の戦術もすぐに対策が取られていくことだろう。
更に10月からは新作「コール オブ デューティ ブラックオプス 4」のリリースによって「ESPORTSモード」は4人編成から5人編成へルールが変更となり、今までとは戦略が変わっていくことが予想される。
「世界を目指す」といった力強い発言もあり今後にも期待が高まるが、次の戦場でも今回の4人がチームとしても個人としても見せてくれるであろう新たな戦いを楽しみにしたい。


【グランドファイナル】コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦 in 東京ゲームショウ2018

「Libalent – Professional Gaming Team」

Libalentは2017年6月1日に設立されたプロesportsチームです。

SuperEvil Mega Corpが提供するモバイルesportsで世界的人気のアクションRPG+リアルタイムストラテジーゲーム(通称MOBA)「Vainglory」、Wii U™最大のヒット作「Splatoon」の続編で、4名1チームで水鉄砲やバケツなどを使って陣地にインクを塗りあうアクションTPSの「Splatoon2」部門、人気オンラインカードゲームの「Shadowverse」部門、戦場を舞台に戦うPlayStation®4の大人気FPSゲーム「コール オブ デューティ」シリーズ部門を保有しています。

チームには国内トップレベルのプロ選手が所属しており、国内や世界で行われているesports大会への出場のほか、イベントや番組への出演、Live動画の配信など、様々な活動を行っています。

Libalentは”Libertas”(ローマ神話における自由の女神)+”talent”(才能のある人)から由来しており、ゲームに才能を持つ人々が縦横無尽に活躍することが込められています。
公式サイト

◆お問合せ先◆
株式会社ベルロックメディア 担当:古内/二村
TEL:03-5155-0460
e-mail:info@bellrockmedia.com